このワンルーム、ファミリータイプの建設は難しい狭い土地でも十分建設が可能になる。間取りプランなどもある程度画一化されているから、企画立案にもさほどの時間はかからない。すぐに建設会社に発注して販売の準備にかかり、ほぼ完成に近づいた時点で販売を開始する。迅速に行動すれば半年単位で現金を回収することができ、長くても1年はかからない。それに対して、ファミリー向け中心の分譲マンションだと、用地を取得してから計画をまとめるまでに1年程度はかかり、そこから建設会社を決め、建築確認申請を行った上で着工して販売が始まるが、完成までにはそこからさらに半年、1年とかかる。用地取得から販売、引き渡しまでの期間をみると、中規模以下の物件なら2年程度ですむにしても、大規模な物件だと3年から5年はかかってしまう。だからこそ、これからまだ1、2年の調整期間が欠かせないわけだが、ワンルームは臨機応変な対応で、それを半年、1年に短縮している。こうした事情から、2008年夏には都心部でのワンルーム分譲が急速に増加している。
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