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反転図面に注意

2011.10.14

販売用資料の間取り図ならばまだしも、中には正式な契約用図面や内覧会検査用の図面までも、この反転図面を使っているマンションがあるから驚きです。反転した図面を見ながら検査し、指摘箇所を図面に書き込んでいくのは大変です。ある内覧会でもこの反転図面を渡され、仕方なく売主に反転コピーをしてもらったことがありますが、当然今度は文字が反転してしまいました。なぜこのようなまともでないことが横行しているのかといえば、かつて設計図は製図板で定規や三角定規を使って手描きしていました。製図に大変な手間がかかったのです。左右対称タイプの両方とも描くのは手間がかかるので、片方だけを描いて、もう一方は「その反転」という注釈をすることで手間を省いたのです。しかし、現在はコンピューターによるCAD製図の時代ですから、片方を描けば対称となるもう一方はパソコン上で瞬時に描けます。それなのに配慮のない売主が、昔のやり方をそのまま踏製しているだけなのです。あるいは、図面集の制作費を浮かせようということなのかもしれません。

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